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創学研究所とは?

​開所挨拶

 創学研究所は、創価学会の信仰に基づく研究を行う場として2019年4月1日に設立されました。

 現代の社会では、学問が大きな権威を持っています。その中で、学問で説明できない宗教の世界は、どうしても異質に見えてしまいます。宗教が市民権を得るには、その信仰が学問を介する必要があります。

 創価学会の初代から三代に至る会長は、いずれも信仰を根本に置いて学問を生かそうとしました。当研究所は、その精神を受け継ぎ、信仰中心の学問研究、言うなれば「信仰学」を展望し、形成していきたいと考えています。

 第三代会長の池田大作先生は、あらゆる学問が仏法の証明になると洞察しました。ゆえに、仏法の智慧で学問を指導し、生かして使うべきだ、と述べています。あらゆる学問を生かして使う、という宗教的な積極性は、キリスト教の神学などにはないものです。

 このように、創価学会の学問論は、新たな信仰の学の地平を切り開く可能性を秘めています。私たちの研究所は小さな組織です。それでも、創価信仰学の構築に向けて、微力ながら前進を続けてまいります。賛同して下さる皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

2020年1月26日

創学研究所所長 松岡幹夫

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松岡 幹夫

​創学研究所 所長

1962年、長崎生まれ。創価大学教育学部卒。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。東日本国際大学東洋思想研究所教授・所長。公益財団法人東洋哲学研究所研究員。著書に、『日蓮仏教の思想的展開』(東京大学出版会)、『[新版]日蓮仏法と池田大作の思想』(第三文明社)など。

​創学研究所 研究員

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