開所式に対する佐藤優氏による祝辞創学研究所の開所式、誠におめでとうございます。松岡幹夫所長とは、第三文明社の企画『創価学会を語る』をはじめ、仏教とキリスト教の視座から、これまで数多くの対話を重ねて参りました。 松岡所長は、常に池田大作先生から出発されています。学問の立場から信仰を相対化することなく、弟子と...
創価信仰学を考える(山岡政紀研究員)はじめに 2019年4月1日に松岡幹夫氏が「創価信仰学」を探究することを目的として創学研究所を発足しました。本稿では創学研究所の意義を確認し、その活動を活性化していくために、「創価信仰学」とは何かについて私の理解するところを述べさせていただきます。 ...
(論考)言語学から人間学へ(山岡政紀研究員)近代科学の要素還元主義は学問の専門分化をもたらした。人間を探究する人文科学もまた、哲学、言語学、人類学、宗教学等の専門分野に分化している。各分野は人間に表れる論理、言語、文化、宗教といった個別の現象を考察対象としている。...
創価信仰学の継承と発展(三浦健一研究員)創価学会三代会長が唱えた信仰に基づく学問論 本論考では創学研究所が探究する創価学会の信仰学に関して、研究員の立場から所見を述べさせていただきます。創学研究所は、創価学会三代会長の確立した信仰に基づく学問論を探究する研究機関です。創価学会の初代会長である牧口常三郎先生は...
(論考)創価学会に脈動する信仰の学と未来(蔦木栄一研究員)はじめに 2019年4月に開所した創学研究所は、創価学会の池田大作先生が膨大な著作や言動を通して顕現し築いてきた理性を伴った信仰の学、すわなち、創価の信仰学の研究と発信を行うための機関であると私は考えます。 信仰とは何か――その命題に対して、池田先生は信仰の必要性を...